阪神・藤浪 最速158キロで今季最長の4回を無失点 3年ぶりの開幕ローテ入りへ順調
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「オープン戦、ソフトバンク-阪神」(5日、ペイペイドーム)
西勇の後を受けて登板した藤浪が、今年最長の4回を投げて3安打無失点。ランナーを背負いながらも、日本一打線相手に粘りの投球を見せた。
三回。先頭の中村晃を遊ゴロに打ち取ると、続く上林を149キロのフォークで空振り三振に。4番・長谷川には157キロの直球を捉えられて中前打を許したものの、最後は栗原を一ゴロに抑えた。
四回は、先頭の三森に中前打、続く柳町に右前打と連続安打を浴びた。だが、甲斐は三ゴロ。続く川瀬の一直で甲斐が飛び出して併殺となり、ピンチ切り抜けた。
五回は周東を空振り三振、中村を二ゴロ、上林を三邪飛と三者凡退。六回は、1死から2者連続四球を与えたものの、海野を併殺打に仕留めた。
直球の最速は158キロ。目立った抜け球もなく、上々の内容でマウンドを降りた。