阪神・秋山“新カット”上々!対外試合初登板で先頭被弾も3回1失点

 力投する秋山
 先発し力投する秋山
 力投する秋山
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 「練習試合、阪神2-2楽天」(16日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 新たな武器の手応えは上々だ。キャンプ初の対外試合に臨んだ先発の阪神・秋山が3回2安打1失点と好投した。初回、1番・辰己に制球ミスを左翼への先頭打者弾とされたが、「疲れている割には良かった」と納得顔。開幕ローテ入りが有力な右腕が、順調な仕上がりを披露した。

 曲がりを小さくしたカットボールが威力を発揮した。二回1死から田中和を二飛、続く黒川も“新カット”で遊飛に打ち取った。いずれも左打者のバットの芯を外し、「可能性が広がると思うし、右(打者)にもしっかり投げられた。去年はちょっと自信がなかったけど増やせれば」と満足そうに振り返る。

 キレのある直球は今年も健在だ。最速136キロながら内容は上々。オフからスピードアップに取り組んでいたこともあり、「(球速は)求めてはいきたいけど、バッターの手元の強さで勝負するタイプだと思うので。低めにしっかり投げることが第一条件」と課題と向き合いつつも、持ち味は忘れていない。

 昨季11勝右腕には安心感がある。2回無安打無失点の7日・紅白戦に続いてきっちりゲームメーク。「アキらしさ、粘り強さが出たし、ブルペンでやれることを見つけたのはプラス」と矢野監督も合格点だ。今季は西勇、青柳と共にローテの柱と期待される。“ニュー秋山”に不安はない。

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