「阪神２軍春季キャンプ」（１１日、安芸）

　平田２軍監督が一周忌を迎えた野村克也氏の教えを今後も選手に伝えていくと話した。安芸でも１軍同様に哀悼の意を表し、半旗を掲げた。９９年から０１年まで野村監督の下、コーチを務めた指揮官。その時の教えが今に生きていると語った。

　平田２軍監督のコメントは以下の通り。

　－野村克也氏の一周忌を迎えた。

　「半旗を掲げさせてもらった。今でも野村ノートはミーティングの時にいっぱい使わせてもらっているし、今回キャンプに入るにあたって、行動を自分の野球人生にプラスになる行動にしようと話した。『行動が変われば何が変わる？』と遠藤に聞いたら、『習慣が変わります』と。遠藤も野村さんの本を読んでいる。選手・野村克也をもっと知ってほしい。すごい選手だし、すごい監督さんだったので、その下で３年間勉強させてもらったということは、野球人生において生きているよ。野村さんは野球のことだけじゃないねん。あいさつとは相手に迫る、心を開く。野球人の原理原則を説くわけよ。野球のことはもちろんミーティングで言われるけど、まずはそこから入られるから。そういうところでは、すごく勉強させていただいて、今に至ってる」