阪神・大山 “開幕4番”決意の初陣!9日日本ハム戦、主砲&主将として意気込み
「阪神春季キャンプ」(8日、宜野座)
“開幕4番”を張るのは、やはりこの男だ。阪神・大山悠輔内野手(26)が今年初の対外試合となる9日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)で「4番・三塁」で先発することが8日、決まった。
口にしたのは主砲としてだけでなく、主将としての心構えだった。4番での出場には「しっかりやるだけです」とシンプルな言葉で決意をにじませる。そして、「結果もそうですけど、内容、姿勢、ベンチでの声、そういうところもやらないといけない。いろんなところに目を配って、無駄にしないように」と自らに言い聞かせるように続けた。
この日は今キャンプで初めてランチ特打に登場し、71スイングで10本の柵越え。さらに「やることによって見つかることもあります」と午後からの特打では打撃投手も務めた。
2度の紅白戦では7打席で“初安打”こそ出ていないが、実戦を経て「(気付きは)もちろんあります。一球一球、課題やテーマを持ってやっているので」とすべてを無駄にはしていない。
矢野監督の期待度は高い。「まず打てる球を打つっていうのは基本。試合を決めるような場面で、厳しいボールを打ち返せるかとか。やっぱり悠輔に求めていくことは段階的に上がってくる」。さらなる進化が期待される虎の4番。そろそろ実戦でも結果を出してくれそうだ。