阪神・原口、神戸市内の医療施設に39万円寄付 病気と闘う子供たちへ「一緒に思い切り遊びたい」
阪神・原口文仁捕手(29)が23日、神戸市内の小児がんをはじめとする医療ケア施設「チャイルド・ケモ・ハウス」に対して、今季の安打数・打点数に応じた金額39万円の寄付を実施したことを球団が発表した。
今季の安打数・20本+打点数・19打点×各1万円で39万円の寄付を行った。昨季は進行度が「ステージ3b」の大腸がんを患いながらも完全復活を遂げてグラウンドに戻ってきた原口は、子どもたちに向けてコメントした。
「今年はコロナウイルスで世界中が大変な状況で、病気と闘う子どもたちも細心の注意を払って過ごした大変な日々だったと思います。もちろん子どもたち本人だけでなく、ご家族も大変なご苦労をされていると思います。やはりみんなが元気でいてくれることが僕自身にとってすごく励みになりますし、野球を頑張る一つのモチベーションにもなるので、こうやって交流できることがすごくうれしいです」
続けて「来年はチームのために、子どもたちのためにもっと良い成績を残して、コロナウイルスが落ち着けば、またみんなのところに会いに行って、一緒に思い切り遊びたいと思います」。コロナ禍の終息が見込めない状況が続くが、必ず子どもたちの元に訪問できると信じて、前向きな言葉を紡いだ。
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