阪神・原口は現状維持 今季で印象に残ったのは「菅野投手から勝ち越しの一打」
阪神の原口文仁捕手(28)が17日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2800万円でサインした。(金額は推定)
今季は48試合に出場。打率・278、3本塁打、19打点の成績を残した。「前半の数字っていうのは、チームに貢献できなかった」と8月までは打率・143。8月17日には出場登録抹消となった。
それでも「後半はある程度、結果を残すことができた」と9月から11月は月間打率も3割超え。「来季はそういったものを、前半から結果を出していきたい」と意気込んだ。
今季、印象に残ったシーンを聞かれると「菅野投手から勝ち越しの一打を打てたことはすごく大きいなと思う」と10月24日・巨人戦の七回に代打で菅野から放った勝ち越し適時打を挙げた。
ファンに向けて「なかなか球場に足を運ぶこともできなかったと思うんですけど、たくさんの応援は選手にすごく伝わっていた」と感謝。最後に「優勝目指して頑張りますので、来年も熱い応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。