阪神・西純、マエケン参考に自己最多8K 六回から暗転…5失点「手数なくなった」

 「フェニックス・リーグ、日本ハム10-4阪神」(15日、アイビースタジアム)

 確かな収穫と課題を手にした117球だった。阪神・西純がウエスタン・リーグなどの試合を含め自己最多の8三振を奪う力投。五回までは1安打無失点と相手を寄せ付けなかった。それでも相手打線が3巡目に入った六回、七回で5失点。自己最長の7イニングを投げ切れなかった。

 この日、テーマに掲げたのは「変化球でカウントを取る」と「ストライク先行」。この2つを体現した。「特にスライダーが良かった」とスライダーやカーブで有利なカウントを作り、最後は直球。奪った8三振のうち、5つを真っすぐで取った。

 ただ六回からは「球威が落ちた」直球を狙われた。六回無死三塁から郡に打たれた左越え2ラン。146キロ直球を完璧に運ばれた。さらに七回に許した3本の安打も全て真っすぐを痛打された。

 七回1死二、三塁で代打・今井に四球を与えたところで降板。「(最初から)全部の球種を見せていたので、手数がなくなった」と打たれた原因を自己分析した。

 それでも五回までの投球は本人も納得。好投の背景にツインズ・前田のフォームを参考にしていることを挙げた。宮崎での登板は残り2試合の予定。来季こそ1軍のマウンドに立つために、課題克服を誓った。

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