阪神・矢野監督 白星締め!V逸2位謝罪…来季契約最終年へ

 最終戦を終え、あいさつする矢野監督
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 「阪神1-0DeNA」(11日、甲子園球場)

 今年もファンとの約束を果たせなかった。最終戦終了後、阪神・矢野監督は2万1048人の前で謝罪した。

 「シーズンが始まる前に、『今年は優勝する』と言い切ってスタートしたにもかかわらず、優勝を逃し、また巨人にも大きく負け越すという悔しいシーズンになったことに、責任を感じております」

 就任2年目。外国人8人体制でシーズンへ準備を進めたが、新型コロナウイルスに振り回された。国内の感染拡大で開幕は延期。チーム内でも3月末に藤浪、長坂、伊藤隼の感染が発覚した。

 活動休止を経て、活動再開から1カ月弱で開幕を迎えた。開幕カードでは巨人に3連敗。開幕12試合で2勝10敗と大きく負け越す最悪のスタートだった。

 7月19日には借金を完済したが、何度も巨人が立ちはだかった。東京ドームでは開幕8連敗。今季も8勝16敗と大きく負け越した。

 宿敵と差が広がった要因の一つは今季も失策だった。現時点で2年連続12球団ワーストの85失策。巨人の42失策と比較して、2倍ものミスを積み重ねた。

 昨オフから守備力強化に励んできたが、秋季練習からさらに鍛錬に励む方針だ。

 「僕たちの目指しているところは2位ではありません。その先に行くために必要なものは挑戦だと思っています。この秋からその挑戦をチーム全体として取り組んでいきます」。来季は契約最終年の3年目。3分40秒のあいさつに込めた思いは結果で示す。

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