阪神藤川が引退試合で“代名詞”全12球直球勝負!三者凡退で有終の美

9回、阪神・藤川(左)の前に空振り三振に倒れる巨人・坂本=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(10日、甲子園球場)

 今季限りで現役を引退する阪神・藤川球児投手(40)が九回、現役最後のマウンドに上がり、12球のオール直球勝負で三者凡退に抑えた。スタンドから多くのファンが背番号「22」のユニホーム、名前入りのタオルを掲げ、涙ぐむ人の姿もあった。

 登場曲、LINDBERGの「every little thing every precious thing」が流れると、詰め掛けた2万1392の観客は大歓声。リリーフカーに乗る姿を間近で見ようと、アルプススタンド最前列のフェンス前に大勢の人が集まった。

 球児コールが響く中、矢野監督がマウンドに向かい、抱き合ってボールを手渡す。巨人・原監督は代打・坂本をコールした。初球、148キロで見逃しを奪うと、2球目は148キロで空振りに。1ボールを挟み、148キロで空振り三振に斬った。

 さらに2人目には、代打・中島が登場。149キロで空振りを取ると、2球目の148キロで空振りに。3球目は148キロでファウル。4球目には、振りかぶって投げるなど、最後のマウンドを存分に満喫した。最後は146キロの直球で空振り三振に斬った。

 2死から重信に対して1ボールから2球目、146キロで二飛に抑えた。最後まで真剣勝負で現役最後の登板を終えた。

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