阪神 遠征中の規則違反で新型コロナ感染者にリポート提出と面談実施

 辞任会見に臨んだ阪神・揚塩健治社長(60)は、9月末からの新型コロナウイルス感染者らにリポート提出と、球団幹部による個別面談を実施していることを明かした。具体的な処分については明らかにされなかった。

 「それぞれの反省の度合いを確認し、厳しく社会人、野球人としての今後の行動を注意しています。面談は明日には終わる予定です。それをもって、内規に沿って、厳正に処分を致します。内容については控えさせてください」と話した。

 球団は国内の感染状況などを考慮し、広島、名古屋遠征時の指定日(9月は19日のみ)に限って「球団関係者および家族」、「4人まで」、「同一ポジションは避ける」、「2時間程度」などの条件付きで外食を許可していた。

 だが、複数の選手が9月19日の名古屋遠征中に規則違反の外食を行っており、これが感染源としてみられている。

 同日は名古屋市内の飲食店の個室で馬場、岩崎、小川、浜地が会食。馬場、浜地が陽性者、岩崎、小川は濃厚接触者と認定された。

 また、福留、岩貞、陽川、糸原、江越、小林、木浪、チームスタッフの8人も同市内の飲食店を貸し切って会食した。

 岩貞、陽川、糸原、チームスタッフが陽性者、福留、江越、小林、木浪は、球団独自の濃厚接触者として認定されていた。

 球団はこの事実を重く受け止め、以降は遠征先での外食を禁止。再発防止を進めている。

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