「阪神－巨人」（４日、甲子園球場）

　阪神が同点、勝ち越しのチャンスを生かせなかった。

　２点を追う三回。先頭の北條が左中間への二塁打で出塁すると、糸井、サンズは連続四球で無死満塁となった。５番・大山はフルカウントから押し出しの四球。１点を返したところで巨人先発の戸郷は降板した。

　なおも無死満塁。ここで左腕・大江がマウンドに上がった。６番・ボーアが打席へ。しかし、外角のボール球となるスライダーにバットが空を斬り、三振。続く原口は一邪飛に倒れた。２死満塁からは８番・小幡も空振り三振。一打出れば、同点、勝ち越しの絶好機だったが、生かせなかった。