阪神の岩田、ツーシームが甘く…オースティンの同点弾浴びる
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「阪神―DeNA」(21日、甲子園球場)
先発した阪神の岩田稔投手が1点リードの四回、オースティンに同点の7号ソロを浴びた。
初回、1死満塁のピンチで宮崎を三ゴロ併殺に打ち取った。以降は二、三回と三者凡退に抑え、迎えた四回。先頭のオースティンに対して初球、137キロのツーシームが、少しだけ高く浮いた。右中間スタンドに飛び込むソロアーチ。打った瞬間、スタンドに入ると分かる打球に、マウンドの岩田も顔をしかめた。
それでも、続く佐野を空振り三振に斬るなど、切り替えて最少失点で切り抜けた。チームの連敗を止めるべく、昨年8月4日の広島戦(マツダ)以来の登板で、同年7月5日の広島戦(甲子園)以来444日ぶりの勝利を目指すマウンド。粘りの投球で打線の援護を待ちたい。