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阪神・大山 キング!G岡本に並ぶ21号 あるぞ2冠!打点トップ射程圏!

 6回、大山は左越えに逆転満塁本塁打を放つ
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 「中日4-8阪神」(18日、ナゴヤドーム)

 豪快な一振りで勝利を手繰り寄せた。2点を追う六回、阪神・大山悠輔内野手(25)が左越えに逆転満塁弾。自身初めて20号に乗せて打者一巡の猛攻5点を呼び込むと、七回には2打席連続となる21号2ラン。巨人・岡本と並んでリーグトップに立った。打点も57として2冠も射程内に入ってきた。

 好投を続けてきたマウンド上の柳ががっくりと膝に両手をつく。これだけ相手を失意の底に沈める一発もそうはない。つまりはチーム、虎党にとっては、大山の逆転グランドスラムは実に頼もしく、痛快な一発となった。

 無死満塁の絶好機を迎えた六回。「甘く来たボールをしっかり仕留めることができました」。大山が高めのカットボールをフルスイングで捉えた打球は、左翼席中段まで届く特大の逆転弾となった。

 ベンチでは矢野監督が『20』の数字を両手で作って出迎える。8日のDeNA戦以来、通算2本目、逆転となると自身初となる満弾で、昨季のキャリアハイ14本を楽々と超える20本に達した。

 逆境を乗り越えての大台到達だ。昨年チームで最も多く4番を張った男が、マルテとの三塁争いに敗れて開幕はベンチスタートに。出場機会を増やそうと、外野の守備に就くこともあった。

 チーム76試合での20本到達は、近年の球団日本選手では07年の金本に並ぶ早さ。それでも大山は地に足を着けて言う。「みんな20本、20本って言いますけど“どの場面で打ったか”だと思う。逆転する場面で打てたので、そこが一番だと思います」と。

 2点差まで迫られた七回には、藤嶋のフォークをすくい上げる“おかわり”の2ラン。本塁打王争いでトップを走る巨人・岡本の21号に並び、シーズン33本ペースとなった。

 今年の春季キャンプのことだ。視察に訪れた侍ジャパン前監督の小久保裕紀氏が大山に言った。「どっちが早く一人前になるかと見ていたけど、岡本に負けてるじゃないか」。猛ゲキを飛ばされると、その後の打撃指導に真剣な表情で聞き入る大山の姿があった。

 6打点の荒稼ぎでリーグトップの岡本に4打点差まで迫った。「勝敗に関わってくる大事な打点を一つでも多くというのが今年の目標。まだまだ足りない」と虎の若き大砲は表情を引き締める。

 生え抜きでは1982年の掛布以来となる2冠王へ。巨人に独走を許す今、大山の存在が虎の希望となる。

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