阪神・斎藤、プロ初先発は3回2失点で降板「チームのみなさんに申し訳ない」

一回を無失点に抑え、笑顔を見せる阪神・斎藤=横浜スタジアム(撮影・西岡正)
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 「DeNA-阪神」

(10日、横浜スタジアム)

 阪神の2年目・斎藤友貴哉投手(25)がプロ初先発のマウンドに上がった。3回3安打2失点、77球を投げて降板した。

 「無駄な四球を出してしまった点や、投球リズムが悪くなったことが反省ですし、早い回でマウンドを降りてしまいチームのみなさんに申し訳ない気持ちです。(プロ初先発については)力が入っていましたし、悔しい結果になりましたが、この経験をしっかり次に生かすことができるようにしていきます」

 立ち上がりは崩れる雰囲気は無かった。先頭の梶谷は149キロ直球で遊ゴロに。ホンダの同僚・木浪が難なくさばいた。続く細川を空振り三振に取った後、ソトには四球を出したが、佐野を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 2点先制した直後の三回だった。先頭の戸柱には詰まりながらも左前打とされ、梶谷に四球、そして細川にも中前打を浴び、無死満塁となった。ソトを空振り三振に斬ったが、佐野に詰まりながら中前に運ばれて1失点。さらに宮崎にも中犠飛を打たれ、同点とされた。

 バットではプロ初安打を放ったが、投球は悔しい内容となった。四回に代打が陽川が代打に贈られ、交代となった。

 桐蔭横浜大時代はリーグ戦で登板し、慣れ親しんでいる横浜スタジアムのマウンド。相手打線もカット気味にくる直球に苦しんでいたが、追い込んでからファウルで粘られるケースも多く、球数が増えてしまった。課題は明確なだけに、修正を図りたい。

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