阪神・糸原 スタメン復帰戦で一発も「チームが負けてすごく悔しい」

9回、糸原はソロを放つ(撮影・山口登)
9回阪神無死、阪神・糸原健斗は左越えにソロを放つ(捕手 巨人・炭谷銀仁朗)=甲子園(撮影・山口登)
9回、ソロを放つ糸原(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2-3巨人」(7日、甲子園球場)

 阪神の糸原が「リハビリ中、自分に携わってくれたすべての方々のおかげ」と感謝の思いを胸に大活躍した。チームは敗れたものの、スタメン復帰戦で見事な働き。悔しさを見せながらも、主将として前を向いた。

 打撃ではまず第3打席に復帰後、初安打となる右前打を放つ。さらに2点を追いかける最終回。先頭で迎えた第4打席にデラロサの151キロ直球に振りまけず左翼ポール際へ本塁打を放った。

 この結果に「個人的にはいい形で打つことができたと思います」と納得した様子。ただ「チームが負けてすごく悔しい」と唇をかんだ。

 守備でも好プレーを見せた。八回1死満塁で前進守備の一、二塁間を抜けそうな打球を好捕し素早く本塁へ送球。アウトにし、相手に追加点を与えなかった。

 攻守の活躍もチームは敗れ、首位・巨人とは8・5ゲーム差。8日からの試合に向け「チームが一つにならなければ勝つことはできないと思うので、もう一度チームが一つになって、戦っていきたいです」と力を込めた。

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