阪神・小幡 球団10代野手25年ぶりマルチ安打 走攻守で躍動

5回阪神2死二塁、阪神・小幡は阪神・近本の中前適時打で生還する(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(27日、甲子園球場)

 阪神の高卒2年目・小幡竜平内野手(19)が、八回1死一塁の場面で中前打を放ち、この日2本目の安打を放った。球団10代野手では、1995年7月29日・横浜戦(甲子園)の平尾博司以来、25年ぶりとなるマルチ安打だ。

 この日は2試合連続で「8番・二塁」でスタメン出場。三回1死走者なしの第1打席は空振り三振に倒れたが、五回の第2打席で詰まりながらも中前に落として、プロ7打席目で初めて「H」ランプをともし、球団10代野手では1997年・浜中治(高卒新人)以来となる安打を放った。

 近本の中前打で本塁にヘッドスライディングで飛び込んでセーフ。さらに四回の守備でもビシエドの一、二塁間への強烈なライナーをジャンプで好捕するファインプレーを見せており、走攻守で存在感を示している。

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