阪神・青柳、6回2安打2失点 降板直後の逆転で勝利投手の権利得る

先発し、力投する青柳(撮影・田中太一)
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 「中日-阪神」(24日、ナゴヤドーム)

 阪神・青柳が6回2安打2失点、5奪三振。1点ビハインドの七回の打席で代打を送られ、交代となった。チームはその七回に、1死満塁から北條が走者一掃の逆転3点二塁打。さらにサンズも適時打で続き、リードは3点。勝利投手の権利が舞い込んだ。

 二回に突如、制球が乱れ先制の2点適時打は許したが、その後は立ち直りを見せた。

 二回は2死無走者から新人の石川昂に安打を許し、続く木下、さらに投手の大野雄に連続四球を与えて満塁。1番・井領に中前2点適時打を許した。

 ただ、ここから本領発揮だ。三回から六回まで三者凡退。三回は3番・阿部、4番・ビシエドを連続三振。五回にも8番・木下拓、代打・岡林を連続三振に斬った。

 この日の登板で中日戦は今季3試合目。ここまで2試合は1勝1敗、防御率1・38と好成績を収めていた。前回登板した17日・中日戦でも大野と投げ合い7回1失点で勝ち投手となっている。

 ナゴヤドームでは、6月30日から7月1日の三連戦で3連敗を喫した鬼門だった。二回こそ悔やまれる失点だったが、チームが苦手にしている敵地での好投だった。

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