藤浪ら投手指名練習 “因縁”の広島戦で復活なるか 23日先発予定

 阪神の藤浪晋太郎投手(26)が20日、兵庫・西宮の甲子園球場で投手指名練習に参加した。

 先発予定の23日・広島戦(甲子園)に向けて、この日はキャッチボールやランニング、投内連係など入念な調整を行った。

 本拠地・甲子園での登板は昨年8月1日の中日戦以来357日ぶり。1試合の登板に終わった昨季は広島との対戦がなく、2018年9月22日(マツダ)以来となる。

 また、甲子園での広島戦登板は、同年7月26日以来。この時は1死しか奪うことができず4四球、5失点でプロ最短降板となった。翌27日には再び2軍降格。

 また、2016年8月16日の対戦(京セラドーム大阪)では、大瀬良大地投手に死球を当てたことで、広く物議を醸す結果に。この時も翌8月17日に再び2軍落ちするなど、広島戦登板は何かと因縁深いものがある。

 藤浪は今季、新型コロナウイルス感染や、右胸の軽度の筋挫傷などで出遅れたが、実戦復帰後は登板3試合、15イニング連続無失点と安定した投球。しっかりと結果を残して昇格切符をつかんだ。

 チームは本拠地に戻って8勝2敗。ビジターゲームが続いた開幕直後は、2勝8敗と大幅に出遅れたが、ついい勝率5割、3位まで浮上した。

 21日からの3連戦は、秋山拓巳投手、オネルキ・ガルシア投手、藤浪晋太郎投手の順で先発予定。“因縁”広島戦で復活となるか。藤浪にとっては真価の問われるマウンドになる。

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