矢野監督 マルテ復調気配も大山への期待も大「押しのけていく選手に」

練習中、グラウンドの状況を見る矢野監督(撮影・田中太一)
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 「阪神(降雨中止)巨人」(7日、甲子園球場)

 阪神は、甲子園開幕戦となる予定だった巨人戦が雨天中止となった。

 矢野監督は本拠地での初戦が流れ、「苦しい戦いで、連勝できて開幕というところだったんで。もちろん残念。こればっかりはどうしようもないんで、(左ふくらはぎに張りがある)マルちゃん(マルテ)も回復できる時間にもなるし。プラスの部分はプラスにとらえて、明日からまたやっていきたいなと思っています」と話した。

 チームは2連勝中。打線の状態が上向いている中で、指揮官は大山の奮起を期待した。

 「4番・三塁」を任せていたマルテが、4日・広島戦で左ふくらはぎに張りを訴えて、5日・同戦を欠場。5日は代わって「4番・三塁」に入った大山が2試合連続弾を含む2安打3打点と活躍を見せた。

 マルテはこの日、室内練習場で通常メニューをこなしており、復帰は目前。だが、指揮官は昨季の開幕4番を任せたように大山への期待も高い。

 「まだまだポテンシャル持っている選手なんで、そういうところではここから本当に押しのけていく選手になるというのは、本物だと思うんでね。そういうものを期待しています」。ボーア、マルテを押しのけて、4番の座を奪い返す活躍を期待した。

 また、8日・巨人戦の先発は、7日に先発予定だった青柳をスライドさせる。「今まで投げている中でもしっかりした投球しているし。去年、ジャイアンツ戦であいつも悔しい思いもしてるんで。そういう思いもぶつけてくれたらなというのもあるし、青柳でいこうと思っています」と話した。

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