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阪神外国人選手列伝 07年、2億4000万円のジャンはボーク癖が命取り

大きな手でボールをつかみ、高々と上げてみせるエステバン・ジャン投手(2007年撮影)
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 阪神は2020年、球団史上最多となる外国人選手8人体制でV奪回に挑む。球団創設85周年のメモリアルイヤー。かつてタテジマのユニホームに袖を通した助っ人を年度別で振り返る。

 2007年はエステバン・ジャンとライアン・ボーグルソンが加入した。

 ジャンは年俸2億4000万円を投じて獲得した193センチ、116キロのドミニカ人右腕だ。来日後の会見では「結果、実績を残せることを見てほしい。ボストンに行った松坂に負けないように、200イニングを投げて、日本でナンバーワンといわれるように頑張りたい」と豪語。ヤンキースに移籍した井川の穴を埋めると大きく期待されたが、セットポジションで完全に静止できない悪癖が命取りとなった。何度ボークを繰り返しても「オレには分からない」-。

 8月21日・ヤクルト戦では日本ワーストとなるシーズン12ボークを記録し、腹立ち紛れの危険球で退場。岡田監督は「あかんよ、もう!」。本紙は「冷凍庫に頭を突っ込むぐらいの猛省が必要」と書いた。無期限2軍降格中に父親の体調悪化で帰国、そのまま退団となった。21試合、6勝5敗、防御率4・66という成績が残った。

 ボーグルソンは年俸8000万円の1年契約で獲得。背番号は外国人投手ではキーオ以来の4だった。来日時は「持ち味は99マイル(約159キロ)の速球」とアピールし、開幕から先発ローテ入りした。4月13日・中日戦では6回1失点、川上から特大の1号2ランを放ち、来日初勝利をたぐり寄せた。この年は右肩の故障を乗り越えながら、20試合で7勝6敗、防御率4・13。元モデルのニコール夫人は07年にオマリーとともに甲子園球場のCM(サンテレビ限定)で共演した。

 岡田監督4年目となったこの年は74勝66敗4分けの3位。初めてクライマックスシリーズでは第1ステージに2位・中日に2連敗を喫して敗退した。

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