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阪神外国人選手列伝 99年前半で大活躍のジョンソン、弱点研究された後半は…

 阪神は2020年、球団史上最多となる外国人選手8人体制でV奪回に挑む。球団創設85周年のメモリアルイヤー。かつてタテジマのユニホームに袖を通した助っ人を年度別で振り返る。野村監督就任1年目の1999年はマーク・ジョンソンとマイケル・ブロワーズが加入した。

 ジョンソンは前半戦に大活躍。6月は1週間ながらチームを首位に立たせ、「バースの再来」、「ジョン様」と呼ばれた。5月5日・巨人戦で4試合連続の決勝8号ソロ。巨人戦での4試合連発は91年・八木以来で、5月は7本塁打の固め打ちだった。7月8日・ヤクルト戦では代打逆転サヨナラ18号3ラン。前半戦だけで19本塁打を放ち、チームを引っ張った。

 しかし他球団に弱点を研究されると、後半戦はわずか1本塁打とまるで別人。最終戦の夜、解雇通告された。125試合、打率・253、20本塁打、66打点。本塁打、打点はチームトップだった。

 4番と期待されたブロワーズは73試合の出場で打率・251,10本塁打、43打点。6月にがん闘病中の義母が危篤となり一時帰国。その間、チーム状況が悪化。野村監督から2軍降格を命じられたがこれを拒否した。後に「監督は私が戦列を離れたことに腹が立っているようでした。チームの不振を私の責任のように言い、2軍で調整するように命じました。自分にも頑固なところはありましたが、気分がいいはずがありません。とてもがっかりしました」と振り返っている。打撃不振のため、シーズン途中の8月に解雇された。

 この年は6月中旬で首位に3ゲーム差の3位に付けていた。野村監督の先発陣補強要請に応えてカート・ミラーを獲得。26歳の右腕は前年3Aで14勝。来日すると「チームが調子いいことは知っている。優勝できるよう、助けるために来た」と本紙に語った。初勝利は8月15日・ヤクルト戦、7回4失点で降板直後に打線が5点を奪い逆転した。8月22日・巨人戦では1-1の八回に桑田から決勝ソロを放ち、2勝目を挙げたが、これが最後の勝ち星となった。

 チームは55勝80敗で2年連続最下位。ファームは2年連続でウエスタン・リーグを制し、日本一にも輝いた。

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