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前阪神ジョンソン 明かした米球界復帰真相 球児に福留に感謝「これからも阪神の一員」

 昨季は阪神のセットアッパーとして活躍し、オフにパドレスと2年契約を結んだピアース・ジョンソン投手(28)が、このほどアリゾナ州ピオリアの球団キャンプ施設でデイリースポーツの単独インタビューに応じた。1年で阪神退団を決意した真相を語るとともにチームメートやファンに感謝。『生涯タイガース』を宣言し、「ガンバッテ!」とエールを送った。

 今もスマートフォンには自作の単語帳が保存されている。ジョンソンは時折、流ちょうな日本語を交えながら「日本では素晴らしい経験をさせてもらいましたし、僕は今も日本を愛しています」と言った。

 アリゾナ州ピオリアのパドレスのキャンプ施設。練習前のクラブハウスで取材に応じた右腕は、阪神で過ごした昨季を「とても大きな1年でした」と表現。登板58試合で2勝3敗、防御率1・38、40ホールド。球宴にも選出されるほどの活躍を見せ、「僕の野球人生でベストのシーズン。ファンタスティックでした」と振り返った。

 成功のカギは『一貫性』だ。「自分のボールを信じ、自分の長所を生かす投球を心掛けました」。もちろん、日本での成功は自分一人の力だとは思っていない。

 「バックが本当にいいプレーをした。ウメノ、チカモト、キナミ、ホウジョウ、オオヤマ…みんなが僕を助けてくれた」

 言葉の壁から孤独を感じた時期もあった。助けてくれたのは仲間だ。「キュウジ(藤川)とコウスケ(福留)が僕の知らないことを英語で教えてくれた。新しい環境にうまく順応できたのは、2人の存在が大きい」と感謝した。

 阪神からの契約延長オファーを断り、わずか1年で退団した。「本当に難しい決断でした」。その裏にあったのは『家族愛』。昨年10月に一時帰国し、長男・ブレック君が誕生した時のことを回想。「息子が未熟児で生まれ、合併症で新生児用集中治療室に入らなければならなかった。とてもつらい思いをしました。僕にとって一番大切なのは家族。みんなで一緒にいることは重要」と米球界復帰の真相を明かした。

 昨季、チームは日本シリーズにあと一歩届かなかった。悔しい思いをした仲間たちにエールを送る。

 「みんながいなければ、僕はここにはいない。皆さんにとっていいシーズンになることを願っています。僕はこれからもタイガースの一員。応援しています。日本一に向かってガンバッテ!」

 インタビューの間、何度も「アリガトウ」という言葉を口にした。「ファンの皆さんは僕を日本人選手と同じように歓迎してくれた。感謝の気持ちしかない。ガンバリマス!」。猛虎魂を胸にジョンソンが再び、メジャーのマウンドに立つ。

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