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阪神・球児 野村元監督に感謝「人間教育しっかりしていただいた」

 黒潮リーグを視察に訪れた野村監督(左端)は、生活態度について藤川(右端)をグラウンドで“公開説教”(99年10月17日、安芸市営球場) 
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 「阪神春季キャンプ」(11日、宜野座)

 阪神・藤川球児投手(39)ら阪神関係者が11日、野村克也氏の急逝を惜しんだ。

 突然の訃報に胸が痛んだ。神妙な面持ちで、時折、青空を見上げながら、声を絞り出した。「言葉がないというか、そういう状態ですね」。今年で40歳を迎える長いプロ野球人生。藤川にとって、ドラフト1位の肩書と共にプロの世界に導いてくれた恩人だった。

 「人間教育をしっかりしていただいたので。日常生活から、しっかりといい社会人であることを心掛けていますので、18歳の頃から指導していただいたおかげで、そういうふうにいられるので。すごく残念ですけどね」

 98年、野村氏が阪神監督就任直後のドラフトで1位指名を受けた。「野球選手である前に一社会人だというふうに、すごくいい指導をしていただいたので」。野村氏が率いた3年間。才能こそ開花しなかったが、人としての厚みは増し、その後のブレークにもつながった。その思いがあるからこそ、迷える時に胸の内も吐き出せた。

 「アメリカに行く時も電話で話をさせていただいて。『どうしたらいいですか』と、人生に迷ったような時には相談を一度させてもらったこともあるし、その時、奥さまの方からも言葉をいただいたりした機会もあったので、それが残っているんですけどね」

 藤川にとって、野村氏の言葉の一つ一つが道しるべとなっていた。その恩はずっと忘れない。「お亡くなりになられたばかりですけどね、夫婦でこれから(天国で)仲良くやっていくんじゃないかなという思いになりますね」。これからも教えを守り、生きていくことが、一つの恩返しとなる。

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