久慈コーチ 新外国人ボーアに早期実戦指令 早期開幕に備え前倒し調整

 阪神・久慈照嘉内野守備走塁コーチ(50)が15日、兵庫県姫路市のウインク球場で行われた「ベースボールフェスティバルin姫路2019」に参加。新外国人・ボーアの早期実戦起用を示唆した。

 東京五輪の影響から今年よりも9日早い3月20日に開幕する来季。これまで新外国人は、DHや代打などから徐々に調整を進めていたが、例年よりも期間が短くなったため前倒しで調整させる。「(一塁手の)ボーアに関しては、投内連係からしっかりやらないと。サインプレーとかもあるし、与えられた時間の中で動きを確認しないといけない」と実戦の中で経験を積ませる考えだ。

 来春のキャンプについて、矢野監督は第1クールからの紅白戦を明言。また、2月8日には中日との練習試合も組まれている。他球団のスコアラーが情報収集する中でも、過剰に隠すつもりはない。「先乗りスコアラーとか来ているから見せるのも手だし」と打席だけではなく、守備でも積極的に実戦経験を積ませて準備させる。

 理想は打線の軸を担い、守備もしっかりできる助っ人。「(中日の)ビシエドや(DeNAの)ロペスとか、そういうイメージの選手になってくれればいい」と久慈コーチ。海を渡ってきた大砲が力を発揮できるように全力でサポートする。

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