岩田、1型糖尿病研究基金へ寄付金贈呈

日本IDDMネットワークの井上龍夫理事長(左)へ寄付金を贈呈する阪神・岩田稔=甲子園(撮影・田中太一)
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 阪神の岩田稔投手(36)が23日、甲子園で行われた「1型糖尿病研究基金」への寄付金贈呈式に参加し、「NPO法人日本IDDMネットワーク」の井上龍夫理事長に寄付金を贈呈した。

 同じ病気と闘う岩田は、09年から毎年1勝につき10万円を同研究会に寄付している。今季3勝をマーク。昨季は0勝に終わり、2年ぶりに実現した寄付に「去年は恥ずかしいというか、設定した目標を何も達成できなかった。(今季は)3勝ですけど、僕にとっても大きい3勝」とうなずいた。

 患者に勇気を届けることが、自身の使命。「1型糖尿病で現役をやっているのは僕しかいない。来年も一つ一つ積み重ねて、1型(糖尿病)の人たちのために頑張っていきたい」と意気込みを口にした。

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