梅ちゃん、65年ぶり補殺日本新狙う 逆転CSへ!走者刺して上位を差す

 勲章を手に入れ、CS進出へ導く!阪神の梅野隆太郎捕手(28)が26日、日本記録達成へ意欲を見せた。現在、補殺数が両リーグトップの102。1954年・土井垣武(東映)の日本記録119を視界に捉えている。甲子園に戻る27日・中日戦からも守り勝つ野球を体現し、逆襲劇をけん引する。

 献身的にチームや投手陣を支えてきた証しが、数字となって表れた。梅野は矢野監督が守り勝つ野球を掲げる中、球史に残る記録を残そうとしている。

 今季の補殺は両リーグトップの102。2年連続の3桁突破で、セ・リーグでは2位のヤクルト・中村の71に31個差をつけている。

 捕手に補殺が記録されるのは盗塁阻止や、バントや打球処理などに限られる。そのため捕手でシーズン100補殺以上を記録したのは、63年の南海・野村克也ら過去11人(26日現在)しかいない。

 さらに2年連続で達成したのは54、55年の毎日・ルイスと、18、19年の梅野の2人だけ。梅野は日本選手初の2年連続3桁補殺達成者となった。

 プロ野球記録は1954年・土井垣武(東映)の119。梅野は残り24試合で、新記録を狙える位置にいる。

 「捕手は(守備)範囲が狭いけど、(フィールディングは)すごく意識している。ワンバンを止めた後の動きや、バントの時も早く前に出られるように。自分の前の(打球)は何とか処理しようと思っている」。守備への高い意識を口にし、記録への意欲を見せた。

 3位・広島とは3ゲーム差。27日・中日戦からは甲子園で6連戦を戦う。守備が重要視される本拠地。梅野が高い守備力で、逆転CS進出へ弾みをつける。

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