近本、長嶋茂雄のセ新人最多安打を上回るペース シーズン157本見えた

 9回、中前打を放つ近本
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 「広島7-0阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)がマルチ安打を放ち、今季109安打とした。これで、1958年に巨人・長嶋茂雄が記録した153安打のセ・リーグ新人最多安打を上回る157安打ペースとなっている。

 近本はこの日、7月4日のDeNA戦以来となる「2番・中堅」で先発。初回、広島の先発・大瀬良のスライダーを中前にはじき返すと、九回にもフォークを中前へ運んだ。これで球団新人安打で80年の岡田彰布に並び6位に。球団記録は16年の高山俊の136安打。

 ちなみにプロ野球新人最多安打は1956年の佐々木信也(高橋)の180安打。

 セ・リーグの新人安打数上位5傑は以下の通り。

 ◇   ◇

153安打 長嶋茂雄(巨人) 1958年

149安打 京田陽太(中日) 2017年

140安打 高橋由伸(巨人) 1998年

139安打 江藤慎一(中日) 1959年

136安打 藤田宗一(国鉄) 1950年

136安打 高山 俊(阪神) 2016年

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