「阪神－ヤクルト」（２０日、甲子園球場）

　快投を続けていた阪神先発の高橋遥が六回に逆転を許した。

　１－０で迎えたこの回。２死から青木、村上に連打を浴びると、バレンティンを歩かせて満塁。ここで中村に右前に２点適時打を献上した。ここまで続けてきた無失点イニングも１９でストップした。

　前日の雨でプロに入って初のスライド登板となったが、その影響は皆無。四回２死から連打を浴びて二、三塁のピンチを迎えたが、中村を中飛に打ち取った。

　山崎、青木をともに２打席連続三振に斬ってとるなど、高橋遥は五回を投げ終えて、自身最多タイとなる９奪三振と絶好調だった。

　打線は二回に高山のセンター前への適時打で１点を先制したが、落とし穴が待っていた。