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矢野監督の切り札「一塁・上本」 2軍練習試合で人生初体験!無難に守備こなし3安打

 7回、谷川原の打球を追う上本(撮影・坂部計介)
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 「練習試合、阪神2軍4-4ソフトバンク3軍」(26日、鳴尾浜球場)

 あるぞ!ウエポン一塁手-。阪神の上本博紀内野手(32)が26日、鳴尾浜で行われたソフトバンク3軍との2軍練習試合に「1番・一塁」で出場した。“野球人生初”というポジションで無難に守備をこなした背番号00は打っては3打数3安打、2打点2四球1盗塁と大暴れ。矢野燿大監督(50)も「オプションでそういうのも俺の頭の中にある」と明言。リーグ再開後の切り札は「一塁・上本」だ。

 見慣れぬ景色でのプレーにも見事に対応した。「1番・一塁」でスタメン出場した上本が「借りました」と明かす慣れないファーストミットを手に無難に守備をこなしていく。

 三回2死にはけん制に飛び出した一走を、一、二塁間で挟むランダウンプレーを成功させた。六回1死一塁からは遊ゴロをさばいた小幡のショートバウンド送球を、好捕してみせた。

 何とかこの男の魅力あふれる打撃を生かすことはできないか。矢野監督がひねり出した策が“一塁・上本”だ。22日の試合前練習のノックからスタートしたミッションはこの日、実戦守備という次の段階に移った。

 上本は試合後に「他のポジションは小さい頃も合わせてやったことはあったんですが、過去の野球人生でファーストだけやったことがなかったから」とまったくの初体験だったことを告白。試合前のシートノックの段階から内野手からのショートバウンド送球を難なくさばく姿に、平田2軍監督も「さすが上本やな」と、そのセンスの高さを絶賛した。

 持ち味の打撃では、ソフトバンク3軍投手を相手に格の違いを見せつけた。三回無死二塁の2打席目は中前適時打、続く五回1死には左前打、さらに七回2死二塁からは左前に再び適時打を放つなど、5打席すべてで出塁(初回、九回は四球)。九回には二盗も成功してみせた。

 3打数3安打、2打点2四球1盗塁。「ポン(上本)はいいもんあるのよ。足もあるし、真っすぐに強かったり、さばきもうまいし、小力あるしね」と矢野監督が話す魅力が詰まった大活躍。その指揮官も「アリかなと。ファーストをポンができる状況があれば広がるなと。オプションで俺の頭の中にある。試合に出られるならポン自身のためにもなる」と1軍でも起用する構想を明かした。

 上本自身も「できることをやっていきたい。行けといわれたら、行くしかないですからね」と意欲的。29日・中日戦(ナゴヤドーム)からのリーグ再開。上本の一塁起用が首位奪取へのスパイスとなる。

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