阪神・大山満弾!自身4本目 2打席連発5打点も空砲「もっと何かできたんじゃないかなという反省」

 「DeNA7-6阪神」(22日、横浜スタジアム)

 2連敗した中で、5番のバットが輝いた。阪神・大山悠輔内野手(31)が、二回は左翼席へ反撃の2号ソロ、三回には一時逆転となる3号満塁弾。通算4本目の満塁弾で、自身4年ぶりとなる2打席連続本塁打。ただ勝利にはつながらず、チームは2カードぶりの負け越しとなり、藤川監督の通算100勝目はお預けとなった。

 横浜の夜空に描かれたアーチに3万1625人が酔いしれた。鳴りやまぬ歓声、熱狂の左翼席。大山は喜ぶナインに応える形で、ベンチへ向かって小さく右拳を握った。猛虎には、この男がいる。

 3点を追う三回だ。無死満塁の絶好機から、好調の森下と佐藤輝が凡退し2死と追い込まれた。それでも、頼れる5番が控えている。大山は竹田が投じた初球147キロ外角直球を一閃(いっせん)。逆方向へ高々と舞い上がった白球は、青く染まる右翼席へ飛び込んだ。今季3号となる“お釣りなし”の逆転満塁弾。昨季9月5日・広島戦(甲子園)以来、自身プロ4度目のグランドスラムで試合をひっくり返した。

 かねて前を打つ2人のサポートを重要視してきた背番号3。昨年オフには「2人がチャンスで凡退した後、そういうところで打つことで、凡退が空気みたいになる時もある。僕が福留さんとかに、そういうふうにやってもらったようにするのが仕事」と思いを明かしていた。この日も「それはもちろん、特に意識はしています」と大山。見事に体現した一発で、佐藤輝、森下に次いでリーグ3位タイに浮上する今季13打点目を刻んだ。

 反撃ののろしを上げたのも大山だった。初回に4点を先制される不穏な展開を、直後に振り払う。二回1死、1ストライクから低めカーブを完璧に捉えた。美しい弧を描いた打球は、虎党の待つ左翼席へ吸い込まれる2号ソロ。8試合ぶりの一発に「点を取られた後でしたし、1点を返すことができて良かったです」とうなずいた。2打席連発は22年6月17日・DeNA戦(甲子園)以来、実に4年ぶりだ。

 だが、チームはシーソーゲームに敗れて今季2度目の2連敗。試合後の大山に笑顔はなかった。「もっと何かできたんじゃないかなという反省はあります。やっぱり勝つか負けるかなので。そういう意味では、あのホームランを勝ちにつなげていけるように、もう一回しっかりやっていきたい」。7戦連続安打&3戦連続打点と、惜敗の中で主砲が放った光。「また明日(23日)、一つ(白星を)取って帰れるようにしたい」。プロ10年目を迎えた31歳が、最強クリーンアップを支える。

 ◆大山の満塁弾はプロ4本目 大山の満塁本塁打はプロ通算4本目。過去3本は【1】20年9月8日・DeNA戦(横浜)【2】同18日・中日戦(ナゴヤドーム)【3】25年9月5日・広島戦(甲子園)。また1試合複数本塁打は今回で11度目で2打席連発は8度目。なお、自己最多は1試合3本塁打。

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