球児 上原引退に「負けず嫌いは共通するところ」
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巨人・上原浩治投手(44)の現役引退を受け、阪神の藤川球児投手(38)が21日、思いを語った。
「同期だしね。1年目から遠い存在であったけど、松坂、上原さんは同期で同じピッチャーのドラフト1位で。またアメリカに行ったりだとかそういう姿を見ながら、ある意味、背中を追い掛けていたかなと思う」
98年の阪神と巨人のドラフト1位であり、WBCや北京五輪でともに戦った“同志”。「共通して持っているところは負けず嫌いなところ。自分の置かれている状況っていうのをひとつでも上に上げようっていうか。周りから“そこでとどまってくれ”という指示が出ても“それは嫌だ”という意思表示をはっきりするような、そういうピッチャーらしい性格だった」と共通点を感じていたことを明かした。
「若手の機会を奪いたくない」という発言については「本音かどうか。自分には本音とは捉えられなかったですけどね」と話し、最後は「早く(アメリカの)家に帰れって伝えといてください」と笑いを誘っていた。