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守屋、プロ初星 四回・同点危機をお見事火消し「矢野さんの力に絶対なりたい」

 プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手にする守屋(撮影・田中太一)
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 「巨人8-13阪神」(15日、東京ドーム)

 勝利のハイタッチに加わると、阪神・守屋は矢野監督から頭をなでられた。遠回りしてきたからこそ、白星の味が余計に染みる。プロ5年目の守屋が初めてのヒーローインタビュー。苦境を乗り越え、無数のフラッシュを浴びた。

 突然の出番でも冷静だった。四回、先発の岩田が制球を乱し、4安打で1点差。なおも2死一塁と、流れは完全に巨人サイドにあった。しかし「いつも通りゼロで(ベンチに)帰って来ようと思ってマウンドに上がりました」と代打・重信を3球目のフォークで遊ゴロに仕留め、オレンジ色に染まる一塁側の興奮を途絶えさせた。

 五回は2番・坂本勇からの攻撃を三者凡退。「気持ちで絶対負けない」と言い聞かせて丸を見逃し三振、岡本も150キロの直球で連続三振。フッと息を吐き、自らの手柄を誇ることなく淡々とベンチへ戻った。昨年までわずか9試合の登板だった苦労人が、球界屈指の中軸を堂々と封じた。

 昨年秋季キャンプで行われたシート打撃では、味方相手にも強気に内角攻め。捕手に投げさせられるのではなく、自分の意思で打者を抑える重要性を当時2軍監督だった矢野監督に説かれた。

 指揮官の高い期待から、昨季は2軍でセットアッパーを担った。考え方や指導を受けると、すぐに吸収して実行。野球への向上心と強い思いを常に持ち続けたことが、今季の飛躍につながっている。

 指揮官に恩返しできたかの問いには「まだ足りないです」と話し、お立ち台では「今年は矢野さんの力に絶対なりたいので」と力強く宣言。矢野阪神の象徴とも言える“孝行息子”は、これからも指揮官を笑顔にさせていく。

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