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ドラ1近本、セ・トップタイ11盗塁 改良スライディングでアウトをセーフに

 2回、糸原が打席の時に二盗を決める近本。左は遊撃手・京田(撮影・北村雅宏)
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 「阪神2-5中日」(12日、甲子園球場)

 記録に残る1本の安打、1つの盗塁よりも、チームの敗戦を悔やんだ。ルーキーの肩書に甘えることなく、阪神・近本は1番として4度の凡退を悔やむ。それでも打って、走って、11盗塁はヤクルト・山田哲、中日・大島に並んでリーグトップタイ。懸命に先を狙う姿勢は次戦の光にもなった。

 二回だ。1死一塁から併殺崩れで出塁すると、続く糸原の打席だった。1-1からの3球目でスタート。強肩・加藤の送球が一足早く、一度はアウトのコールがされた。だが、鋭いスライディングに、遊撃・京田のグラブから白球がポトリ。判定が覆った。

 「点につながるプレーをしていきたいです」

 後続が倒れ、得点には至らなかった。それでも、得点圏に進んだワンプレー。練習から筒井外野守備走塁コーチと、二人三脚で磨いてきた技術が生きた。プロ入り直後は、右膝と臀部(でんぶ)に土がつくように滑っていたが、よりスピードを生かすために改良。右膝だけを使う意識で、摩擦力を減らした。

 「(プロに入って)一番変わったのはスライディング。トップスピードの流れのまま走れている」。元々の走力に加え、ビデオで投手のクセを盗む研究や、練習で走る技術を磨いてきた。既に達している2桁盗塁は、球団新人で2001年の赤星氏以来。39試合目の11盗塁はシーズン40盗塁のペースで同年、赤星氏が記録した39盗塁を超えるスピードだ。

 九回には左前打で出塁した。10日の中日戦以来2試合、12打席ぶりの安打。「1本出たのはよかったですけど」とうつむき、次戦に目を向けた。「もう少し、チャンスでそういうヒットを打っていきたいです」。14日からは巨人との2連戦。今季6戦全敗中の首位チームを、リードオフマンが足でかき回したい。

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