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平成最後の勝利投手・秋山、令和1勝 時代またいでデッカい連勝「中継ぎ陣に感謝」

 6回のピンチをしのいだ2番手の島本(左)を出迎える秋山(中央)=撮影・高部洋祐
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 「ヤクルト1-3阪神」(7日、神宮球場)

 マウンドを降りて三塁ベンチに戻った阪神・秋山は、すぐさまベンチの最前列に陣取った。仲間がつないでくれた勝利のバトン。「きょうは中継ぎ陣に感謝」とチーム一丸の白星をかみしめた。

 苦しんだからこそ、勝利の美酒が体に染みる。前回4月30日の広島戦(甲子園)で「平成最後の勝利投手」となった男が、令和の自身初登板で今季2勝目をつかんだ。

 1失点。六回途中で降板したが、ゲームを作った。先制された二回はさらに無死満塁の大ピンチを迎えたが、1死からヤクルト・荒木を遊ゴロ併殺に料理した。「1点で粘れたので」と、最少失点で踏ん張れた試合の分岐点を振り返った。「球自体も良くなってきている」と手応えも感じている。

 17年に12勝を挙げて先発陣の柱への階段を駆け上がりはじめたが、昨季は5勝。オフに右膝のクリーニング手術を受けた際、秋山の心に変化が生まれた。「入院したとか、お見舞いに来てほしいとかは言ってないんですけど、10人くらいの人が病院まで来てくれた」。選手では後輩の横山らも見舞いに訪れた。

 自分を気に掛けてくれる周囲の存在に、心は動く。「極端に言えば、今までは自分のために野球をやってきたと思うんです。でも誰かのために、とか。応援してくれている人のために、マウンドに立って恩返ししないといけないと、初めて思うことができました」。遠回りした分、腕を振る理由が増えた。

 前日にチームの連勝は止まったが、再び流れを呼び込む粘投。「次は長いイニングを投げられるように」と力を込めながらグラウンドに一礼した秋山。チームのため、周囲のために勝ち星を積み重ねていく。

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