阪神3連勝、最下位脱出!近本が九回2死からV3ラン、山崎康を攻略 DeNAは8連敗

9回、逆転3ランを放った阪神・近本光司(5番)を絶叫しながら出迎える阪神・矢野燿大監督(後方中央)=横浜スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「DeNA3-5阪神」(25日、横浜スタジアム)

 阪神が九回2死からドラフト1位の近本が、DeNAの抑え・山崎康から逆転4号3ランを放ち、これが殊勲の一打となった。巨人戦で3タテを食らった直後の今カードで3連勝を果たし、同率で並んでいたDeNAを上回って最下位を脱出した。阪神の3連勝は今季初。DeNAは8連敗。

 2-3と1点を追う阪神は、先頭の梅野が四球で出塁。続く代打の北條が送りバントを転がしたところ、相手のエラーを誘い、無死一、二塁となった。

 木浪はスリーバント失敗で送れず、代打・鳥谷が左飛に打ち取られ、2死一、三塁で近本に打順がまわってきた。

 0ボール1ストライクからの2球目を左方向に飛ばし、スタンドに突き刺した。阪神ベンチはお祭り騒ぎで、矢野監督らスタッフ、チームメートに迎え入れられた。

 新人が4月までに4本塁打を記録するのは2リーグ分立後、球団初。69年の田淵幸一が記録した3本が最多だった。

 7連敗中のDeNAは先発の今永が7回を2失点と力投。七回に捕手の伊藤光が勝ち越し弾を放っていたが、悪夢が待っていた。

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