連敗ストップ!青柳がDeNAから4併殺で今季初勝利&今季初の先発野手全員安打

 今シーズン初勝利を挙げた青柳(右)を笑顔で迎える矢野監督(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA3-8阪神」(23日、横浜スタジアム)

 阪神が投打にかみ合った試合運びで連敗を3で止めた。先発の青柳が6回1/3を5安打3失点(自責2)で今季初勝利。13安打8得点で野手は今季初の全員安打を記録した。

 試合は序盤から阪神ペースで進んだ。初回、糸原、糸井、大山の3連打で1点を先制すると、福留の右犠飛で2点目。二回には中谷の左翼線二塁打から、近本が左中間を破る適時二塁打で追加点を奪った。さらに五回には大和の失策からチャンスを作り、2死一、二塁で福留がバックスクリーンに2号3ラン。リードを6点に広げた。

 「青柳も良い投球を続けてくれていたので、チャンスで1点でも多く追加点をと思っていました。良い形で捉えることができました」

 2戦ぶりのスタメンとなったベテランは、初回の右犠飛、三回には右前打で2安打4打点の活躍。連敗中のチームを鼓舞するように、打線の貴重な起点を担った。

 一方、先発の青柳も気迫の投球。今季初めて中5日のマウンドを託され、週頭の火曜日登板となった。初回、二回など毎回のように走者を背負ったが、要所で4併殺と持ち前のゴロを打たせる投球で、DeNA打線を幻惑した。開幕から好投を続けながら、ここまで0勝2敗。打線の援護に恵まれなかったが、大量リードを背に先発の役割を十分に果たした。

 さらに七回には、2死満塁から近本が中堅左に2点適時打を放ち、ルーキーは2安打3打点の活躍を見せた。近本は節目の10打点に到達。阪神新人で4月中に10打点到達は、2016年・高山俊(12打点)以来、3年ぶり。

 横浜スタジアムは昨季、10勝3敗と得意にした球場。2戦連続完封負けを喫していた打線も息を吹き返した。24日の第2戦は才木が今季初先発する予定。若い力で連勝を狙いたい。

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