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大山全快2号2ラン 膝の不安も!虎の未来も!心配ご無用

 4回、先制となる2ランを放つ大山
4回阪神1死二塁、先制2ランを放つ阪神・大山(投手・吉見)=ナゴヤドーム(撮影・立川洋一郎)
2回阪神無死、中前打を放つ阪神・大山悠輔=ナゴヤドーム(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、中日2-4阪神」(13日、ナゴヤドーム)

 この一発を待ってたで!!4番に座った阪神の大山悠輔内野手(24)が中日とのオープン戦で決勝の2号2ランを放った。侍ジャパンでメキシコとの強化試合に出場するも、左膝に死球を受けて途中交代の悔しさを味わった背番号3。フラストレーションを吹き飛ばす一振りで、2試合連続の2桁11安打、そしてオープン戦初の連勝を呼び込んだ。

 大仕事だった。まさに全快弾。大山が先発復帰早々、大きな役割を果たす。チームを勢いづけるのは、やはり4番のバットだった。「1打席、1打席を大事に。しっかり結果を出していきたい」。先制の2ランアーチを含む2安打2打点の活躍で、全快アピールだ。

 四回の第2打席、直前に中日からリクエスト要求があっても動じない。判定は覆らず1死二塁で打席に向かうと、初球の高めに浮いたスライダーを見逃さない。フルスイングで捉えると、白球は左中間スタンドへと飛び込んだ。「自分のいい点で打てました」。手応え十分のオープン戦2号2ランを、控えめに振り返った。

 ケガの功名なのか。矢野監督も「デッドボールぶつかってよくなったんじゃない?」といたずらっぽく笑う。そしてこう続けた。「生え抜きを育てたいというのはチームとしてもあるので。すごくいいホームランだったし、チームにとっても大きなホームランだった」。4番として期待をかける若虎の一撃を手放しで喜んだ。

 ただ死球を受けた左膝には相当のダメージが残っていた。10日のメキシコ戦で左膝付近に死球を受け、悔しい途中交代。侍メンバーも心配顔だった。当たった箇所があと10センチズレていたら…骨折だったという。翌11日に改めて病院で再検査を受けたが、大事には至らず。それでも箇所が箇所だけに、今遠征は残留練習に参加する選択肢もあった。

 そんな中で、大山は即答した。「出たい、行きたいです!!」。志願の名古屋遠征だった。12日こそ先発出場を外れての代打出場だったが、この日からスタメン4番に復帰。そして即、結果を残した。芽生え始めている自覚と覚悟。背番号3の熱意に、清水ヘッドコーチも「悠輔の進歩だよね」と目を細める。

 左翼席では大山の名が記された赤い応援タオルが鮮やかに舞い、沸き立つ。チームは2試合連続の2桁安打で、オープン戦初の連勝だ。「足が痛いとか言っていられる立場ではないので。試合に出ている以上は結果を出さないといけない」。16年ぶりとなる生え抜き開幕4番の誕生へ。その歩みを止めない。

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