江越、衝撃弾丸!他球団007「えぐい」 実戦5試合全て先発で猛アピール

 「練習試合、阪神5-0広島」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 右翼芝生席へとズドン!!阪神の江越大賀外野手(25)が21日、弾丸ライナーの本塁打で猛アピールした。「今やっていることが、いい方向に出ていますね」。練習は裏切らない。そのポテンシャルを遺憾なく発揮した。

 衝撃弾が飛び出したのは四回だった。先頭で打席へと入ると、外角甘めの直球を逃さなかった。フルスイングで運んだ先は、右翼の芝生席。低い弾道で描いたアーチに、矢野監督も「まさか入るとは思わなかった」とうなった。

 1打席目は九里の変化球に思わず手が出てしまう。球場にこぼれるため息。三振に倒れ、うつむく気持ちを、前へと向けたのは江越本人だった。「1打席目は忘れて」。続く2打席目。岡田の速球をどう打ち崩すか。反省よりも先に、すぐさま対策を練った。

 準備が実った一撃に、視察に訪れていた他球団の007たちも「えぐいですね」と思わず絶句。進化するためにも、練習に励んできたのは“待つこと”。我慢だ。打撃投手にもさまざまな球種を投げてもらい、弱点の一つであった変化球への対応を習得しつつある。

 激戦区である外野手争い。そんな中、江越はここまで5試合全てに先発出場している。「練習でやっていることができた。1試合、1試合がアピールです」。首脳陣からの期待を、力に変えて。言葉に力がこもった。

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