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矢野監督、来季はアワーズジャックや 2軍は5人選出も1軍表彰ゼロ「寂しいね」

 阪神・矢野燿大監督(49)が27日、東京都内で行われた「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」の第一部に、ウエスタン・リーグ優勝チームとして出席した。1軍対象の第二部で阪神の受賞者がゼロだったこともあり、来季は1軍での個人タイトル獲得選手の台頭を願った。現有戦力の潜在能力を考えれば、盗塁王などのタイトルを取れる可能性のある選手が数多くいるため、来季は1軍で「アワーズジャック」を狙う。

 晴れの舞台に充実感を覚えながらも、どこかに寂しさが残ったことも事実。5選手が表彰された2軍とは対照的に、1軍選手が表彰される第二部に阪神の選手の姿はなかった。「うん、寂しいね、それは」。だからこそ、来季は違う形でこの日を迎えたい。優勝チーム表彰でのあいさつで、矢野監督が壇上から声を張った。

 「今日来た選手はもちろん、来季は1軍でこのアワーズにたくさん選手が呼んでもらえるように、そして、プロ野球全体を盛り上げていけるように、僕自身精いっぱい頑張っていきたいと思います」

 ベストナインは3年連続で阪神の受賞者がゼロ。今季の最下位という順位を差し引いても、際立った選手の不在は顕著だ。ただ、将来まで悲観しているわけではない。選手の可能性を信じているからこそ、来季の受賞の可能性を問われると力強く言い切った。

 「もちろん、ありえるんじゃない?盗塁とかで言えば、取れそうなやつはおるし。ホームランはさすがにすぐにはどうかと思うけど。最多勝はどうなるか分からんし、後ろのピッチャー(最多セーブ)もどうなるか分からないし」

 本塁打王の育成は簡単ではないが、盗塁王であれば可能性を感じる。1位の山田が33盗塁を記録した中、阪神では3位の糸井が22盗塁、植田は19盗塁で6位だった。2軍で「超積極的」な姿勢を選手に植え付け、ウエスタンの盗塁記録163盗塁を記録。1、2軍の違いはあっても狙える素材はそろっている。

 「みんないつ出てきてもおかしくないし、完全にステージは1個上がってるというか、2軍で表彰されるということは、本人にも自信がちょっとずつ出てきたりとかね」

 1軍の主力だけでなく、この日表彰された選手にもチャンスはある。「(競争を)激しくさせるのが、まずは俺の仕事。そこを突き抜けていったやつが、個人の記録を目指していくようなところになっていくと思う」。目指すはこの日の2軍のような“アワーズジャック”。個々のタイトルを意識する思いが、チームのレベルアップにもつながってくる。

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