伝統の巨人&阪神で同時監督交代は6度目 同時監督交代翌年に優勝は02年原監督のみ

 阪神の金本知憲監督(50)が今季限りで辞任することが11日、決まった。既に退任の決まっている巨人の高橋由伸監督(43)に続いて伝統球団の監督辞任劇。両球団が同時に監督交代するのはこれで6度目となる。前監督退任年の順位と新監督就任時の順位を比較してみた。

 最初に両球団が監督交代したのは1949年オフ。巨人は優勝した三原修監督から水原茂監督にバトンタッチした。阪神は6位の若林忠志監督から松木謙二郎監督となった。2リーグ分裂元年の50年、巨人が3位、阪神が4位だった。

 次の同時監督交代は1974年。巨人はV10を逃し、2位に終わった川上哲治監督がユニホームを脱ぎ、同年限りで現役を引退した長嶋茂雄監督が就任した。阪神は4位の金田正泰監督から牛若丸こと吉田義男監督へと交代となった。75年は巨人が球団創設初の最下位に低迷。阪神は3位だった。

 3度目は2001年に巨人・長嶋茂雄監督が2位で退任、原辰徳監督にバトンを渡した。原監督は就任1年目で優勝を飾っている。阪神は同年、野村克也監督が退任し、星野仙一監督が電撃就任した。翌年は4位だったが、チーム改革に成功し、03年に18年ぶりの優勝を飾った。

 4度目は2003年。巨人は原辰徳監督が前年の就任1年目での優勝から3位に落ちた。「読売グループ内の人事異動」ということで堀内恒夫監督が就任した。18年ぶりに優勝した阪神は、星野仙一監督が体調不良を理由に辞任。岡田彰布監督が就任した。04年は巨人が3位、阪神は4位と振るわなかった。

 5度目は今回辞任した巨人・高橋監督、阪神・金本監督が就任した15年オフだ。巨人は4連覇を逃した原監督が退任。阪神は前年2位からCSを勝ち抜き日本シリーズに出場した和田豊監督が、この年3位でCSファーストステージで敗れユニホームを脱いだ。

 巨人は当時、現役だった高橋を引退させて監督に就任させた。阪神は広島からFA移籍し03年の優勝に大きく貢献した金本氏を三顧の礼を尽くして迎えた。2人とも指導者として初めて指揮を執った16年は巨人が2位、阪神は4位に終わった。16年から広島が3連覇を達成。その間、巨人は2位、4位、3位で阪神は4位、2位、最下位だった。

 今回で両球団が同時に監督交代するのは6度目。既に巨人は原辰徳監督の就任が内定。阪神の新監督にだれが就任するか注目されている。同時に伝統球団の成績は来季、どうなるか。

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