阪神、ああ球団ワーストタイ本拠地38敗目 原口が代打安打球団記録に並ぶも…

8回、投手交代を告げベンチへ戻る阪神・金本知憲監督=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神1-6中日」(5日、甲子園球場)

 阪神が中日に大敗で5連敗。また、甲子園では引き分けを挟んで8連敗となり、9月12日の中日戦を最後に白星から遠ざかる。これで本拠地では38敗(19勝2分け)。1995年に記録した球団ワースト記録に並んだ。

 すでにBクラスが確定し、空席が目立つ甲子園球場。右翼スタンドから「気合を入れろ、タイガース!!」の大合唱がむなしく響く。今季を象徴するかのような大敗だった。

 試合は二回、無死一塁で平田の打球を遊撃・植田がトンネル。6-4-3の併殺なはずが、無死二、三塁となると、先発・小野が高橋に右前適時打を浴び、2点の先制を許した。さらに四回には2死三塁から福田に2ランを被弾。小野は5回5安打4失点で7敗目(7勝)。序盤に試合が決まった。

 さらに六回にも2番手・望月が、先頭の大島に四球を与え、続くアルモンテに2ランを被弾。相手打線が活気付く中、阪神打線は五回までわずか2安打。投手・小野の左翼線二塁打と、ナバーロの左前打に抑えられた。

 それでも見せ場は作った。八回。先頭で打席に立った代打・原口が初球を中前に運んだ。「左手第5中手骨骨折」から復帰即の安打で、2008年に桧山進次郎氏が記録したシーズン代打安打の球団記録「23」に肩を並べた。糸原、島田とつなぎ、1死満塁から大山の遊撃内野安打で得点。完封負けを阻止した。

 ただ、5番に入った梅野が三ゴロ併殺に倒れるなど、序盤の大量ビハインドをはね返すことができず、敗戦となった。

 甲子園ではシーズン残り3試合になった。6日のDeNA戦、9日の巨人戦、10日のDeNA戦だ。6日は藤浪が先発する予定。まずは本拠地での連敗を止め、1つでも多くファンに勝利を届けたい。

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