途中交代・福留の状態を説明「右太ももの張り」今後は12日の状態で判断
「阪神6-7中日」(11日、甲子園球場)
阪神は中日戦の試合後、負傷交代した福留孝介外野手(41)の症状について説明。「試合中、右太ももの張りを訴えて、大事を取って交代しました。現時点で病院には行っていません」と発表した。
福留は六回、先頭で打席に立つと、遊撃前のボテボテの打球で一塁に全力疾走。内野安打を奪ったが、直後に異変を訴えてベンチへ。治療を施したが、そのまま代走・伊藤隼が告げられ、途中交代していた。
右足でベースを踏んだ直後、右太もも裏を手で押さえるシーンが見られていた。交代後は厳しい表情で無言のまま、トレーナーに付き添われて早歩きでクラブハウスに戻った。
試合後、片岡ヘッド兼打撃コーチは「明日にならないと分からない」と説明。金本監督は「検査に行って」と話しており、今後については12日の状態次第で判断されるようだ。
この日も「3番・左翼」で先発出場し、初回にも右前打を放つなど、攻撃を引っ張ってきたチーム最年長のベテラン。現時点で詳細は不明だが、離脱となれば大打撃となる。