阪神 4被弾で逆転負け 小野が5敗目

 5回、小野は坂本勇に逆転2ランを許す(撮影・山口登)
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 「阪神2-7巨人」(8日、甲子園球場)

 阪神が巨人に大敗し、連勝は2で止まった。先発の小野が五回、1イニング3被弾などで6失点。5敗目(7勝)を喫した。チームは本拠地・甲子園で巨人に対して4連敗。

 試合は二回に動いた。先頭の陽川が巨人の先発・菅野に対して1ー2から5球目。外寄りに高く浮いたスライダーを狙い、左翼越えに6号ソロを運んで先制した。今季、本拠地では初ホームラン。「とにかく必死に食らいついた」と、5番のバットで幸先よく先制したが、以降はなかなかチャンスを作ることができない。

 粘っていた先発・小野は五回、1死から菅野に右前打を浴びると、坂本勇との対戦だった。1ボールから2球目。外寄りの143キロを狙われ、右翼ポール際に逆転2ランを献上した。気落ちしたのか、重信に四球後、岡本にもバックスクリーン右に2ランを運ばれると、さらに亀井の遊撃内野安打を挟み、ゲレーロにも右翼越え2ランを浴びた。

 「2巡目まではストレート中心の投球で抑えることができていましたが、3巡目に入り、高めに浮いてしまった甘いストレートを打たれてしまい、粘り切ることができませんでした」。この回、3被弾でKO。大きなリードを許した。巨人戦は今季4度の登板で3敗。全試合で本塁打を浴びるなど、またも勝つことができなかった。

 七回には岡本がマギーに左翼越えソロを浴び、1試合4被弾で屈した。巨人と1ゲーム差で迎えた一戦。3位浮上に負けられない中、痛恨の1敗となった。9日は青柳が先発する予定。シーズンは残り27試合。Aクラス入りに向けて厳しい戦いが続く。

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