阪神・藤浪、2軍戦で6回1失点も「納得できる投球ではなかった」

 「ウエスタン、広島6-1阪神」(2日、尾道しまなみ球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手が先発し、6回を投げて5安打2三振2四球で、1失点の内容だった。

 初回1死から2番・天谷に内野安打、続く土生に安打を許し、得点圏に走者を背負ったが、後続をしっかり封じて立ち上がりを無失点で切り抜けた。

 二回は11球で三者凡退で、三回まで相手のスコアボードに0を刻んだ。

 四回は先頭打者に四球、5番・岩本に安打を許して無死一、二塁のピンチ。2死までこぎつけたものの、8番・木村に変化球を中前に運ばれ1点を献上した。だがその後をしっかり抑えて、この回は1失点。五、六回は無安打に抑え、最少失点でマウンドを降りた。

 試合後、藤浪は「変化球が浮いたり、失投があまりに多過ぎたので、数字的にというより内容的に、納得できる投球ではなかった」と及第点の結果にも笑みを浮かべることはなかった。1軍マウンド返り咲きへ、内容、結果ともに満足できるピッチングを目指していく。

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