浜地、0封で猛アピール あるぞ1軍!6回3安打無四球 金本監督絶賛「楽しみ」

 「ウエスタン、阪神6-0中日」(29日、鳴尾浜球場)

 また一人、有望な若手右腕が頭角を現してきた。高卒2年目の阪神・浜地が今季公式戦初先発。6回3安打無失点と抜群の投球を披露し、1軍監督が視察した試合で存在感を放った。

 最速148キロの直球を武器に、快調に飛ばしていった。途中、バックネット裏に視線を移すと、目に飛び込んできたのは金本監督の姿だった。「事前には知らなかったです」と言う指揮官の来訪。力みかえってもおかしくない状況だったが、浜地は冷静だった。

 初回、二回と先頭打者に安打を許すも、後続を落ち着いて断った。そこからは尻上がり。最後まで四球を与えることはなかった。ただ、本人は満足していない。「精度の部分で納得できなかった。アピールできたとは思っていない」と不満げな表情。「結果として抑えられたのはよかったですけど、全体的に(球が)浮いていた」と課題を挙げた。

 視察した金本監督は「いいね。先発タイプでしょう。楽しみやね」と評価。矢野2軍監督も「ポップフライや空振りを取れるストレートをどんどんね。まだまだ上がっていくから」とさらなる成長に期待した。

 2016年は望月、昨季は才木らがシーズン終盤に1軍マウンドを経験。今後も好投を続ければ、浜地にもチャンスが巡ってくる可能性は十分ある。

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