ナバーロが先制打 巨人・内海の立ち上がり攻める

 「阪神-巨人」(16日、甲子園球場)

 阪神のエフレン・ナバーロ内野手(32)が、初めて挑む『伝統の一戦』で先制の適時打を放った。

 巨人・先発の内海の立ち上がりを攻めた。初回、3番・福留が左前へはじき返し、10試合連続となる安打で出塁すると、続く陽川も左前へ。2死から連打で続き、先制の好機を演出した。

 ここで打席には、5番・ナバーロ。4球目だった。136キロのツーシームを捉えると、打球は右前へ。二走・福留が一気に生還し、先手をとった。ナバーロは球団を通じて「(内海投手が)いい変化球を投げていたので、大振りせずにセンター返しを心がけました。後半戦のスタートにいいバッティングができました」とコメント。5年ぶりとなる巨人戦4連勝へ。助っ人の一打で、試合が動き出した。

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