阪神、リクエストで先制許す VTR検証で本塁タッチプレーの判定覆る
「阪神-中日」(4日、甲子園球場)
阪神は二回、先発の藤浪が松井雅に中前適時打を浴び、1点の先制を許した。本塁タッチプレーのリプレー検証後、判定が覆った。
この回、先頭のビシエドにストレートの四球を与えると、2死から福田にも四球を与えて一、二塁とした。
ここで松井雅に1-1から3球目、真ん中低めの149キロを中前に運ばれた。
二走・ビシエドは三塁を回ったが、中堅・中谷も好返球。ベース手前で楽々アウトに見えたが、スライディングで左手でホームに触れたビシエドが、すぐにベンチに向けて「リプレー検証」を要望。森監督がベンチを出て、審判団にリクエストを要求した。
数分の検証後、セーフの判定。生還が認められた。なおも2死一、二塁を背負ったが、大野雄を見逃し三振に抑え、なんとか最少失点で切り抜けた。