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金本監督、植田を教育的交代…失点につながる失策&エンドランでの二ゴロ併殺で

 1回、源田の打球を後逸しピンチを広げる植田(撮影・田中太一)
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 「交流戦、西武10-5阪神」(3日、メットライフドーム)

 お立ち台ではずむ榎田の声が、チームの足取りをより重くさせた。負けたくなかった相手に敗れた。新天地で輝く榎田に食らった手痛い“恩返し”に、阪神・金本知憲監督は「こっちが自滅したようなもんでね。きょうは」と唇をかみしめる。

 攻守にわたったミスの連鎖が、かつての友を乗せてしまった。初回無死一塁の守備で源田の打球は確実に併殺を奪える平凡な遊ゴロ。これを植田がファンブルした。2試合連続の失策でピンチを広げると、1死一、三塁から重盗で先制を許し、2死後にはメヒアに適時二塁打を浴びた。

 五回にも藤浪のけん制悪送球、糸井の失策が絡んで2点を献上。攻撃でも2点を追う三回、1死一、三塁から植田の打席でヒットエンドランを仕掛けたが、二ゴロ併殺打と最悪の結果に終わった。

 打球自体は悪くなかったが、この状況下で二遊間へのゴロは避けるのがセオリー。「目の前のプレーですよね。確実に初回の植田のプレーなんて(打球に)刺されているし。昨日、ああいうプレーをしてね。それができるから使っているのであって、エンドランにしてもセカンドベース付近を外さないと。それは基本だから」と指揮官は語気を強める。

 四回裏の守備から植田をベンチに下げたのも「そこをきっちりできないと、彼は試合に出れないんだから。守りとかケース打撃とか」と身を持って教え込むため。1軍で戦っていくために、激しい生存競争を勝ち抜くために、得意分野でのミスは許されない。それを本人も理解したからこそ「言い訳することはないです」と言う。

 2カード連続の負け越しで借金は再び2へ膨らんだ。皮肉にも榎田に白星を献上したこの日、トレード相手の岡本は2軍落ち…。厳しい船出となった交流戦。甲子園に戻って出直すしかない。悔やまれる黒星が若虎の成長の糧となることを…今は信じたい。

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