小野が今季最短降板 4回4失点

4回、西武・外崎に四球を与え汗を拭う阪神・小野=メットライフ(撮影・棚橋慶太)
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 「交流戦、西武-阪神」(2日、メットライフドーム)

 阪神の先発・小野が4回を投げ、5安打4失点で今季最短降板。2点のリードを許してマウンドを降りた。

 初回、糸井の右前適時打で先制点の援護を受けたが、三回だった。2死一塁から、山川との対戦だった。小野にとって富士大の3学年先輩。1ボールから2球目、外高めの150キロを狙われた。打球はギリギリで右翼フェンスを越え、痛恨の逆転2ランを献上する形になった。

 さらに四回には突如、制球を乱す。3四球で満塁にしてしまうと、秋山に1-1から3球目、内寄りの148キロを狙われた。右翼線に飛ぶ適時二塁打で、さらに2点を失った。

 開幕からローテを守る2年目右腕にとって今季最短での降板。5月5日・中日戦(甲子園)で挙げた3勝目を最後に、約1カ月間、登板4試合で勝ち星から見放されている。

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