江越1年ぶり安打 今季初スタメンで存在感アピール
「巨人4-2阪神」(10日、東京ドーム)
待ちに待った1本が出た。6日に1軍昇格した阪神・江越大賀外野手が「1番・中堅」で今季初スタメン出場し初安打をマーク。昨年5月6日・広島戦(甲子園)以来となる安打で存在をアピールした。
3点を追う六回、先頭での打席だった。内海のスライダーを右翼線へ運び、快足を飛ばして二塁打とした。「1打席目がちょっと振り遅れていたので」とタイミングだけに意識を置いて初球攻撃。チャンスメークし、役割を果たした。
その後、福留の中前適時打でチーム初得点を刻んだ。反撃ののろしを上げたが、勝ちには結びつかず。江越は「1本打ったあと、右投手からもう1本打ちたかった」と悔しさをにじませた。